入社8ヶ月でブログを100本書いた話
はじめに
大阪オフィス唯一のDI部メンバー、tamaです。
いきなりですが、このエントリは私のDeveloppers.IO100本目のエントリとなります。
※このエントリを除いた投稿数
そこで、今回は100本目記念ということで(正確にいうと、執筆済なのは99本ですけど、そこは言わない約束で…)、いつものTableauネタではなく、Tableauに関するブログを書き続けてきた時に思ったことや気付いたことを書き残したいと思います。
Tableauのことだけを書き続ける
私のメイン職務は「Tableauサポートエンジニア」です。なので、必然的に、ブログで発信する情報もTableauに関する内容となります。しかし、Tableauのことだけを書き続けるのは、なかなか辛いことも…。
1つのアプリケーションについて掘り下げ続けることの辛さ
何が辛いのか
Tableauには、いくつかの種類があります。それはTableau Desktopだったり、Tableau Serverだったりするのですが、例えば、AWSと比較すると、圧倒的にサービス種類数が少ないです。つまり、1つの製品に関する事を何十本も考えなければならないのですが、まあネタが枯渇するわ枯渇するわ。まず何について書くということを考え続けるのが大変でした。
対策
Tableauには認定資格というものがあり、試験範囲が記載されている資料が配布されています。その試験範囲に書かれている事項を、そのままブログとしてまとめれば、試験勉強とブログを同時に行うことができるという、一石二鳥の考えを思いつきました。「試験ガイド」をそのままブログのネタ帳にすることで、ネタが枯渇しないように維持しました。
PV数やSNSシェア数が伸びない辛さ
何が辛いのか
Developpers.IOの右上に「その他のメニュー」というメニューがあります。そこには、はてなブックマーク等のSNSでシェアされた数が多いエントリがランキング形式で掲載されています。要するに、弊社社員にとって、投稿したエントリのシェア数は1つの評価基準であり、やはり多くのシェア数を誇るエントリを投下した社員は色々と特典があるとかないとか。
しかし、残念ながらTableauのエントリでバズらせることは極めて過酷であるというのが、私の考えです。なぜTableauエントリのシェア数は伸びないのか。(自分のブログ力の無さは除外した上で)いくつか理由が考えられますが、一番大きいのは「エントリを読むユーザー層の違い」だと考えています。
Tableauエントリがシェアされづらいわけ
AWSやモバイルアプリ開発などに関する記事の読者の多くはエンジニアではないでしょうか。なぜなら、AWSの構築やモバイルアプリの開発を行うのはエンジニアだからです。エンジニアはインターネット上で技術情報を調査し、シェアすることが多いです。だから、有用な技術エントリはよくシェアされる傾向にあると思います。
対して、Tableauエントリを読む人はどうでしょうか。おそらくエンジニアは少ないと思われます。なぜなら、Tableauを使用するのは、非エンジニアが多いからです。そもそもTableauは、エンジニアでなくても、簡単にデータ分析が行えるように開発されたツールです。要するに非エンジニア向けに開発されたアプリケーションなのです。当然、実際に使用するユーザーも非エンジニアの方が多いです。非エンジニアの方は、業務中に技術情報をインターネットで調査することは、エンジニアより少ないと思います。そういった情報をSNSでシェアするという文化もほとんど無いと思われますので、Tableauに関する記事を見つけて読んだとしても、シェアするという行為までは行かないのではないでしょうか。
対策
(シェア数やPV数については)考えないことにする。
これしかないです。SNSにシェアされたいためにブログを書いているのではありません。そんなこと気にしている暇があったら、その間に新たな記事を書いて投下したるわ、くらいの気概でいきました。
ブログを100本書いて得たもの
- インプットしたものをアウトプットする過程で、インプットしたものが、より定着するようになった
- 自分が調べておいたことをまとめておくことで、将来の自分に対する備忘録がたくさんできた
- 原則業務中に書くため、今まで以上に業務を効率良く裁くようになった(残業はしない)
正直、どれもありきたりな事だと思います。でも、この何でもないような事が大事なことだったと思います。ちなみに私がこの中で一番重要だと思っているのは最後のやつです。「残業はせず、定時内で業務もブログも遂行できるようにする」これが一番大事だと考えています。
その他
- たまーに、お客様から「読ませていただいます」と言われることがあります。
- すごく嬉しいです。
- 壮大な達成感のようなものは意外と感じていません。
- 特に100本書いたら終わり、といった事が無いからでしょうか。
おわりに
オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな
このはてしなく遠いブログ坂をよ…
未完